クッキーやスコーンの類は、大体はベーキングパウダーが使われている。

その役割は、生地を膨らませてくれ、食べやすくしてくれたりする。

今はベーキングパウダーを使わず、自家製酵母を使うようになった。

なので、生地を仕込み、一晩寝かせてから焼いている。

一晩寝かせている間に、酵母たちが小麦や砂糖をせっせと食べ、排泄物を出し、また食べて、排泄物を出し、ということを繰り広げている。

酵母で作るスコーンやクッキーは、酵母たちが作り上げた味ともいえる。

食べて感じるのは、ガツンとした甘さや刺激がない。

穏やかで優しい味わい。

程よい食感に歯応え。

酵母たちの身体に一旦入ったものを私たちが食べることになるから、身体に馴染みやすい。

最近、ようやく酵母たちと仲良くなれているような気がしている☺️